2006年2月11日

昨日は最新情報のタイトルに誤りがあり、失礼しました。ご指摘して下さった読者の方に御礼申し上げます。

日本の東北地方と同じくドイツ南部のバイエルン州も今年は例年にない豪雪で、ボランティアや消防士が屋根の雪降ろしを行っています。すでに5人の消防士らが足を滑らせて屋根から落ちて、亡くなっています。ミュンヘン市内も歩道にまで雪がうず高く積もっています。今日はようやく晴れ間があり、ニュンフェンブルク宮殿までのジョギングでひさしぶりに爽快感を味わいました。しかし道は滑りやすく、靴にスパイクを付けて走っています。

ヨーロッパ最大の自動車メーカー、フォルクスワーゲンは、旗艦であるゴルフなどの部門で10万人の社員の5分の1にあたる2万人を合理化する計画を、昨日発表しました。生産能力の過剰は、米国だけでなくドイツのメーカーの足元にも忍び寄ってきました。ドイツ経済では、最近ほんとうに明るいニュースがありません。